海辺を歩き、潮の軌跡を辿っていく。 そこで出逢う素朴な石や貝殻は、水の流れに磨かれてできた小さな芸術作品だ。 なぜその模様になり、どう形が削られていったのか。 今日までの旅に想いを馳せて飽きることはない。 私はその物語を身に纏いたいと思い、ひとつひとつに敬意を込めて装身具を仕立てている。